「離婚」と一言で言っても、その方法は一つではありません。
離婚の方法は大きく分けて3種類あります。
「協議離婚」「調停離婚」「裁判離婚」
言葉は知っていても、それぞれがどんなものなのか、細かい違いまできちんと理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。
私自身、離婚を考え始めた頃は
話し合いで離婚しようと考えており、
正直、調停や裁判なんて自分には無縁と思っていました。
でも実際に調停離婚を経験してみて感じたのは、
調停は思っていたよりずっとハードルが低く、
むしろ状況によってはとても現実的で有効な選択肢だということでした。
この記事では、
離婚の3つの方法を簡単に整理した上で、
私が離婚調停を選んだ理由についてまとめます。
離婚話が進まない、条件の話し合いに不安がある方、
この記事を見て調停を少しでも身近に感じてもらえると嬉しいです。
離婚には3つの方法がある
離婚の方法は、以下の3つです。
- 協議離婚
- 調停離婚
- 裁判離婚
それぞれ、の方法について書いていきます。
協議離婚|話し合いで決められる夫婦向け
協議離婚は、
夫婦が話し合いをして離婚に合意し、離婚届を提出する方法です。
最新の統計に基づくデータによると、日本の離婚の約9割近くは、この協議離婚です。
ただし、
自分が冷静に話し合いできても、相手が話し合う姿勢がなければ成立しません。
これは、まさに我が家がそうでした(笑)
また、円満離婚でない場合は特に、
養育費や面会交流、財産分与などの取り決めを
口約束で終わらせないことがとても重要です。
協議離婚を選ぶ場合は、
これらの取り決めを公正証書として残すことをおすすめします。
ただし、公正証書を作成するには費用がかかります。
- 行政書士や弁護士に依頼する場合
→ 約10万円〜30万円程度(依頼する事務所や記載する金額によって差があります) - 自分で作成する場合でも
→ 公証役場への手数料が最低5,000円程度〜
内容(金額)によっては2万円ほどかかることもあります
この時点で、
「思ったよりお金がかかるし面倒だな」と感じる方もいるかもしれません。
ここは、後で出てくる離婚調停との大きな違いでもあります。
離婚調停|第三者を介して話し合う方法
離婚調停は、
家庭裁判所で第三者を介して話し合いを進める方法です。
夫婦が直接顔を合わせて話し合うことは基本的になく、
調停委員という有識者が間に入ってくれます。
調停を申し立てる際の費用は、実はとてもシンプルです。
- 収入印紙:1,200円分
- 郵便切手代:110円×10枚、50円×2枚、10円×4枚 (合計1240円分)
※参考:東京家庭裁判所に申立する場合。申立する裁判所によって変動有り。
これだけです。
裁判所を利用すると聞くとお金がかかるんじゃ…と思う方も多いと思いますが、
公正証書を作成するよりも、費用はかなり抑えられます。
さらに、
行政書士や弁護士に依頼しなくても、
- 調停委員(有識者。弁護士資格等の士業の方も多いです)
- 裁判官
といった第三者から、
取り決め内容や考え方についてアドバイスをもらえるのも
調停の大きなメリットだと感じました。
「裁判所」と聞くと怖いイメージを持つ人も多いと思いますが、
少なくとも私が経験した調停は、
話し合いを有識者が一緒に整理してくれるための場所、という印象でした。
裁判離婚|最終手段
※ここからは、私自身が経験したものではなく、一般的に得た知識になります。
裁判離婚は、
協議や調停でも合意ができなかった場合に選ばれる方法です。
裁判では、
裁判官が証拠や主張をもとに判断を下します。
その分、
- 時間がかかる
- 費用がかかる
(弁護士に依頼しないで一般人が自分で対応するのはかなりの労力で非現実的) - 精神的な負担も大きい
と言われています。
また、日本では
いきなり裁判を起こすことはできず、原則として調停を先に行う(調停前置主義)
というルールがあります。
私が離婚調停を選んだ理由
私が調停を選んだ一番の理由は、
一人で戦わなくていいと思えたからです。
相手の感情や主張に振り回されず、
第三者と一緒に条件を整理できる。
しかも、
最終的な調停条項の文言は裁判官がまとめてくれます。
「自分で全部決めきれないとダメ」
「完璧に主張しないと負ける」
そんなことはありませんでした。
まとめ|調停は思っているよりハードルが低い
離婚の方法に、正解はありません。
ただ、
- 相手と話し合いができない
- 感情的になってしまう
- 条件を整理する自信がない
そんな場合は、
離婚調停という選択肢は、想像以上に現実的だと思います。
「調停なんて申立て大丈夫かな」
そう不安に思っていた私でも、実際に申し立てることができました。
この先の記事では、
実際の調停の申し立て方や、調停中の立ち振る舞いについても
私の体験をもとに書いていく予定です。
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