私の離婚調停体験談|財産分与の話し合い

離婚調停体験談

婚姻費用が決まった後、調停はいよいよ離婚条件の話し合いへと進みました。
この回からは、財産分与についての協議がスタートしました。

調停委員からは、次回期日までにお互いの財産をまとめた書類(いわゆる財産目録のようなもの)を提出するように指示がありました。

私は期日までに自分の分の資料を用意して提出。
相手方も提出することになっていましたが、待てど暮らせど資料が郵送されて来ないまま期日を迎えました。


相手方の「提出拒否」

ここでまた問題が発生していました。

相手方は、先に私が提出するのを待っていたのです。
そして私の資料を見て「全部出していない」「隠し財産があるはずだ」と主張し、
自分の財産の提出を拒んできました。
恐らく最初から出すつもりはなかったのだと思います。

調停には強制力がないため、提出しなくても罰則はありません。
それをいいことに、

「そっちが出さないなら自分も出さない」

という、かなり不誠実なスタンスを取ってきました。

※財産分与で相手が資料を出さない場合でも、調停では強制力がないため、話し合いが長期化するケースは少なくありません。


進まない財産分与の話し合い

そこからしばらくは、相手方が「私が隠しているであろう財産」について、
根拠のない想像で話を進める状態が続きました。

「これくらいはあるはずだ」
「なぜその金額を出さないのか」
「使ったなら何に使ったのか説明しろ」

といったように、事実ではない前提で説明を求められ、
財産分与の話は一向に進みませんでした。

モラハラの典型ですが、こちらがどれだけ事実を丁寧に説明しても聞き入れません。
自分の中で決めつけた金額が「正しい」という前提で話をしてくるため、
話し合いにならない状態が続きました。

この状況は、数回の調停期日を迎えながら半年以上続きました。


方針転換:「相手にしない」

さすがに私も、
「やはり調停の場でも、モラハラの人とまともに話し合うのは無理なんだ」と悟りました。

それ以降は、相手の言い分に反論することはやめ、
事実ベースで淡々と進める方針に切り替えました。

具体的には、

・相手方の財産も含めて、こちらで把握している範囲の財産を書き出す
・その上で、分与方法を明確に提示する
・「この条件で離婚を希望します」と伝え続ける

という形です。


相手方、弁護士に相談

相手方はとにかく「損をしたくない」という気持ちが強く、
最終的には弁護士に相談したようでした。

ただ、弁護士には当然ながら事実を伝える必要があります。
自分に都合の良い解釈では通用しません。

結果として、どれだけ主張しても私からお金を引き出すことは難しい、
という現実を突きつけられたのだと思います。

さらに、その間も婚姻費用は支払い続けなければいけません。
その負担や焦りもあったのか、
ようやく財産分与について現実的な話し合いに応じるようになりました。


財産分与の大枠が決まる

こうして、長く停滞していた財産分与の話もようやく動き出し、
最終的には大枠について合意することができました。

内容としては、ほぼ私の希望通りの形でまとまりそうな状態でした。
ここでも私は婚姻費用の時と同じく、自分の都合ばかりでなく、相手方の都合や気持ちも汲んだ上での現実的な分与を主張していたからです。

例え相手がモラハラ行為をしていて、憎むべき相手だったとしても、感情的に私にはこれだけもらう権利がある!と主張しても話がこじれるだけです。モラハラをする人にもその人なりの正義があり、悪いのは相手の方だと思い込んでいるからです。
モラハラを我慢し続けた人の中には自分も悪いところがあると思って中々離婚に踏み切れなかった方が多いと思いますが、その優しい気持ちは弱みではなく、話し合いをこじらせないために必要な強さだと思います。


次回、いよいよ調停成立へ

毎回のことながら、熱く語る相手方のおかげで時間があっという間に過ぎてしまい、このまま成立できそうな勢いでしたが、この日は細かい条件の整理までは間に合わず、時間切れに。

次回の期日で内容を正式に整理し、財産分与に必要な書類を用意し、
調停成立に向けて進めていきましょう、という形でこの日の調停は終了しました。

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