離婚調停という場は、誰にとっても緊張するものです。私も初めての調停はまさに心臓が口から飛び出て来そうなほど緊張していました。「どんな服装で行けばいいのか」 「調停委員はどんな人か」「自分に不利な状況になるのでは」と色んな不安で気持ちがぐちゃぐちゃでした。
そんな中でも調停を有利に進めるためには、調停委員さんに「この人は信頼できる」「話が通じる人だ」と思ってもらうことは非常に重要です。
今回は、私が1年以上の調停期間中に徹底して気をつけていた「見た目」と「振る舞い」のコツを、実体験に基づいてご紹介します。
1. 「見た目」の戦略:清潔感と誠実さを出す
調停委員さんも人間です。第一印象で「しっかりした生活を送っている人だな」と感じてもらえるよう、私は自分の中で「調停服」と「調停バッグ」を決めていました。
調停の場ではお金の話も出ます。有利に進めるためにも華美な印象は避けることをお勧めします。
服装のポイント
- オフィスカジュアルを意識: GパンやTシャツなどのラフすぎる格好は避け、トップスは白系にグレーや紺、黒のパンツやスカートを合わせていました。
- 落ち着いたカラー: モノトーン系でまとめ、清潔感を重視しました。冬場の上着も、なるべく落ち着いた雰囲気のロングコートで行き、ダウンで行く際も落ち着いた雰囲気のものを選んでいました。
- 足元: ローヒールのパンプス、または冬場はシンプルなブーツ。
バッグ・アクセサリー
- ブランド物は避ける: 私は持っていませんが(笑)、養育費などの話し合いをする場なので、華美なものは避けるのが無難です。
- アクセサリー: つけないか、小さくてシンプルなピアス程度に留めました。
- バッグ: 「調停バッグ」と呼んでいた、通勤にも使える黒や白のシンプルなもの。
メイク
- シンプルに: 分かりやすく言えば、就職活動や新入社員向けのメイクを思い出してください(笑)愛車同
- 派手な色は使わない:真っ赤な口紅やラメの入った口紅やアイシャドウ、色付きマスカラも避けた方が無難です。お洒落や個性は素敵ですが、調停の場では出さないが有利。
2. 「話し方」の戦略:客観性と感情のコントロール
離婚の話をする時は、どうしても感情が溢れそうになります。しかし、調停委員の前ではそこをグッと堪えて「伝え方」を工夫しました。
俯瞰して話す
主観的な(自分の気持ちだけの)話をする前に、まずは「客観的な事実」を伝えるようにしました。
- 「〇〇という事実がありました。その時、私はこのように感じました」 という風に、事実と感情を分けて伝えるのがポイントです。
相手の気持ちも一度汲み取る
「私ばかりが正しい」という主張にならないよう、あえて相手の立場にも言及しました。
- 「おそらく、相手方は〇〇のように考えていたのだと思います。けれど、私としてはそうは思えず、〇〇という考えでした」 相手の気持ちを汲んだ上で自分の意見を言うことで、調停委員さんに「この人は冷静に物事を判断できる人だ」という印象を持ってもらえました。
表情と態度
- 真剣な眼差し: 泣きそうになる場面もありましたが、感情的になりすぎると印象が悪くなるため、できるだけ泣かないように我慢しました。
- 嘘をつかない・情報を開示する: 聞かれたことには誠実に答え、情報はなるべくオープンにする。これが調停委員さんとの信頼関係に繋がったと感じています。
3. 【おまけ】感情的になった相手方のその後
ちなみに、相手方は調停の場で感情を爆発させ、自分の思いだけを熱く語っていたようです。
調停委員さんはその対応に疲れ果て、困惑している様子でした。相手方の主張は私や子供たちの事情を汲むことが一切なく、私への攻撃ばかり……。はたから見れば「なぜそこで怒るの?」という内容ばかりで、結果的に相手方は自ら印象を悪くしてしまいました。
まとめ
調停は、裁判のように白黒はっきりさせる場ではありません。第三者である調停員を介して話し合いを進める場です。しかしそうは言っても、実際のところは話し合いと言う名の戦場でもあるのが現実です。そういった場で、話を進行する立場の調停委員の信頼を得ることは自分にとって有益以外の何物でもありません。
- 清潔感のある身なり
- 客観的事実に基づいた冷静な話し方
- 嘘のない誠実な態度
これらを意識するだけで、調停委員さんに好印象を持ってもらえる確率はグッと上がります。これから調停に臨む方に少しでも参考になれば嬉しいです。
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