ついに離婚調停が成立しました
結論から言うと、10数回の調停を経て、1年半がかりの離婚劇が終幕しました。
最後は「スッキリ!」ともならず、ここまで来るのに散々ごねられ、最後の最後でも思わず笑ってしまうような悪あがきまでされて……。
「本当に終わるの?」「これ現実かな?」と、実感が湧かないまま終わったのを覚えています。
もちろん安堵もありましたが、それ以上に“信じられない”という気持ちの方が強かったです。
それでも、家庭裁判所を出て歩きながら「空が晴れやかだな」と感じて、思わず写真を撮ったことは今でも印象に残っています。
最終期日の裏側
さて、最終日の話です。
私が利用していた東京家庭裁判所は調停件数も多く、いつも調停室は満室状態。空きを探して期日を決めるのも大変そうでした。
そんな中、本来なら終わる予定だった期日に調停成立まで至らず、急遽次回期日を設定することに。
とはいえ、条項を読み上げるだけなのに2〜3ヶ月も待つわけにはいきません。
調停委員の方々も「何とか早く成立させたい」と動いてくださり、普段は使っていない部屋を確保してくれて、1ヶ月以内に最終期日を迎えることができました。
本来は“終わるはずの日”
最終日は本来、
- 決まった条項の読み上げ
- 必要書類(登記簿・車検証・通帳コピーなど)の提出
- 内容確認
これで問題がなければ、その日のうちに調停成立。
あとは調停調書が届くのを待つだけ——そんな“終わるはずの日”でした。
しかし……
モラハラ夫は最後の最後までやらかしてくれました。
最後の悪あがき
調停では、申立人が先に呼ばれ、その後に相手方が呼ばれるのが基本です。
私は先に調停室へ入り、必要書類を提出。
「これでやっと終わりますね。本当に頑張りましたね」
そんな言葉を調停委員の方からかけていただき、少し涙ぐみながらねぎらい合いました。
「本当に終わるんだ…」とドキドキしながら待合室で待っていると——
調停委員の方が迎えに来て、こう言いました。
「その前に、少しお話があって…」
なんと、私が提出した書類を見た相手方が、
「子どもたちの預貯金が思ったより多い。そのうちの1/10を財産分与として欲しい」
と言い出したのです。
子どものお金に手を出すという発想
子どもの預貯金について、相手方は詳細を把握していませんでした。
ただこのお金は、夫婦で貯めていた教育資金だけでなく、
- お年玉
- 入学祝い
- 親族からの贈り物
など、子どもたち自身のものも含まれています。
決して余裕がある額ではなく、教育費を完全にカバーできるほどでもありません。
それを「分けてほしい」と言われて、正直、怒りを通り越して呆れました。
一瞬、「これで縁が切れるならくれてやる」とすら思いましたが——
ここで調停委員の方が、少し笑いながら続けました。
調停委員の一言
「ちょっと待ってくださいね。これは聞かなかったことにしてください。」
「相手方に、“それを拒否されたらどうするのか”確認したんです。」
「散々悩んだあげく『期日を延ばす』と言ったんですが…」
「理由を聞いたら、やっぱり諦めます、だそうです。」
そのお茶目な一言に、思わず力が抜けました(笑)
私が貫いたスタンス
このやり取りで、私がどう対応したかは想像がつくと思います。
私はこれまでの調停で、
- 相手を罵らない
- 感情的にならない
- 「どちらが悪いか」の争いをしない
ということを意識してきました。
伝えてきたのは、
- 婚姻生活の中で起きた事実
- その事実を受けて離婚を決意した経緯
だけです。
そして一貫して、
「相手の事情も考慮したうえで、現実的な条件で離婚したい」
と伝え続けてきました。
もちろん、モラハラ被害に対する怒りや恨みはありました。
でも、恨み続けても何も変わらない。
「子どもたちと幸せに生きる」
そのために、私は戦略的に調停と向き合ってきました。
この姿勢があったからこそ、最後まで調停委員の方が寄り添ってくれたのだと思います。
調停成立の瞬間
こうして迎えた、離婚調停成立の日。
成立したら泣くと思っていましたが、実際はそんな余裕もなく、
- 手続き
- 書類確認
- 今後の流れの説明
などでバタバタと期日は終了しました。
本当にあっけない終わり方でした。
調停委員の存在に救われた
今回の調停で、何よりも大きかったのは調停委員の存在です。
何度も救われました。
最後に何度もお礼を伝えると、
「本当に良かったですね。お疲れさまでした」
と、まるで娘を見るように声をかけてくださいました。
元夫について思うこと
調停中に聞いた話ですが、家庭裁判所には本当にさまざまな人が来るそうです。
その中でも、モラハラ気質で一筋縄ではいかない人も少なくないとのこと。
そして元夫は——
その中でもなかなか大変な部類
だと言われました。
日々たくさんのトラブルを見ている方がそう言うのだから、
「私、本当に頑張ったんだな…」
と、どこか他人事のように感じてしまいました(笑)
まとめ|終わりはあっけない
こうして、無事に離婚調停は成立しました。
長く苦しい時間でしたが、終わってみるとあっけないものです。
ただ、調停が終わっても細かい手続きや事務的なやり取りは少し続きます。
そのあたりについては、また別の記事で詳しく書いていこうと思います。


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